日本代表は、６月２０日にパナスタにてペルー代表と対戦した。南米の強豪チームを相手に日本代表が４－１で勝利したが、この試合でキャプテンマークを巻いて先発した遠藤航は、「そこまで（キャプテン像は）意識してないです」と話す。
それよりも「チームとしてどう戦うかというところをはっきりさせるというところと、システムも戦術も含めて正解はないわけなので。それで、チームとして何をチョイスして何をやるかというところを合わせる作業が一番大事だと思うので」という部分に力点を置いていると話す。すなわち、型にはめるというよりも、色々なやり方を選手を組み替えながら試している段階において、チームづくりを優先させているということ。
遠藤はさらに「今回しっかり、自分も含めていろいろ話しながらやれたと思う」のだという。そしてそうした代表としてのチームづくりの土台があるからこそ対戦相手が前後半でやり方を変えた時に「それをどうアジャストするのかみたいなところも、自分がしっかりやっていく。話しながらやる部分だと思う」のだとしていた。
ちなみに今回の6月シリーズの代表メンバーは「後ろの選手、GKから前の（古橋）亨梧まで、頻繁にコミュニケーションをとりながらやっていた」のだとのこと。そして「そういう細かいことを詰めていく作業を、キャプテンとしてやらないといけないのかなと思います」としていた。
