「蹴る前からニアって読んでる」J2徳島のバルセロナ出身GKの連続セーブに「まじでJ2GKナンバーワン」と称賛の声!「敵ながら、これは拍手」相手サポーターも脱帽の画像
J2徳島ヴォルティス 撮影:中地拓也

 6月17日J2リーグ第21節、徳島ヴォルティスがホームでモンテディオ山形と対戦した。試合は1-1で引き分けたが、大きなピンチを迎えたホームチームにとって勝ち点1は決して小さくない。

 1-1で迎えた後半37分、前にボールを運びたい徳島だが、相手チームのプレスによって自陣深くまで徐々に押し込まれる。左サイドのペナルティエリア横でボールを持った安部崇士は、右サイドへ展開しようとゴール前を横切るグラウンダーのパスを送る。しかしこのパスは味方に合わず、相手にカットされてしまう。

 エリア内でボールを奪った山形の河合秀人はボールを中央へ運んで、後方の味方に託す。そのボールを田中渉は余裕を持ってシュート。低い弾道の強烈なボールがゴールを襲う。

 それでもGKホセ・アウレリオ・スアレスが反応して左手で弾いた。ところがボールは相手選手の足元へこぼれる。起き上がる途中のGKに至近距離からシュートが放たれる。

 だが、守護神はすでにゴールのニアへ飛んでいた。シュートは背番号1が伸ばした両手に防がれ、徳島はピンチを凌いだ。シュートコースへ先に飛ぶGKの好セーブで逆転を許さなかった。

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