イングランドのプレミアリーグは、2023-24シーズンに使用する公式球を発表した。
プレミアリーグは、いまや世界最高峰とも称される。豊富な資金力を背景に、世界中から名手たちを集めている。2022-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでも、プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティが初優勝を達成。国内のFAカップを含む3冠を達成と、まさに世界を席巻しようとしている。
15日には、早くも2023-24シーズンの試合日程が発表された。開幕は現地時間8月11日で、マンチェスター・シティと1年でプレミア復帰を果たしたバーンリーによる一戦で熱いシーズンの幕を切って落とす。日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは、初昇格したルートン・タウンと開幕節を戦う。
日程と同時に発表されたのが、新シーズンに使用される公式球だ。リーグは「芸術+科学」と紹介している。
使用されるのは、2022-23シーズンに引き続き、ナイキ社の「ナイキ・フライト」。わずか4枚のパネルが縫製ではなく熱溶着されているためスイートスポットが大きくなるなど、引き続きプレーの魅力を引き出す手助けとなる。
ただし、外見は大きく変わっている。白がベースであることに変わりはないが、絵筆で描き殴られたようなオレンジが多く表面を覆っている。その上に、一筆書きのようなラフさを伴うラインが走っているのだ。