板倉滉は6-0での勝利について無失点で終わらせたことを強調した。
「いい入りをしたし、あそこでまさか退場するとは思ってなかったんですが、ただ、その中でも、ちゃんとゼロで終われたっていう、守備はそこが一番大事だったかなと思います」
6月15日に豊田スタジアムにエルサルバドルを迎えた一戦は開始4分までに2点が決まり、相手選手に退場者が出る展開に。守備面で緩んでもおかしくない中、カタールワールドカップ、スペイン戦以来のコンビとなった谷口彰悟との90分を板倉はきっちり戦った。
「変に意識することもないし、ショウゴさんのことはわかってますし、お互いにね。しっかりコミュニケーションを取ってずっとできてるんで、そこの心配はなかったし」
そう話す板倉は「90分を通して、守備としては逆に難しい展開というか、気が抜けないなっていう展開でしたけど。ちゃんとゼロで終われてよかったです」と安堵の表情を浮かべた。
ちなみに板倉は前半4分のタイミングで「入りがすごいよくて。これからね、得点を取れそうな展開の中」だったからこそ「僕としては最後ゼロで終わる」ことに焦点を当てて、集中し続けたのだという。そして「ああいう展開でもゼロで終わるのか。1点取られて終わるのかとは違うので。そういった意味ではちゃんと集中してできたかなと思います」としていた。
ちなみに谷口のゴールシーンについては「俺のとこに来いと思ったんですけど(笑)。自分がフリーだったので」と振り返りつつ「上がった瞬間に、これショウゴさん来そうだなというのは見て思いましたし、やっぱヘディング強いですね(笑)」と笑顔を見せた。そして「ショウゴさん、初ゴールっていうのは知らなくて。前から取ってるイメージがあって。ただ終わって初ゴールと聞いて、ちょっとびっくりしました」と驚いていた。