■「2014-15のアップデート」

 この新ユニフォームがバルセロナのツイッター公式アカウントで発表されると、すぐに歓喜の声が上がった。

「レトロで良い」
「とてもシンプルで、クラシックで、クール!」
「2014-15のアップデート」
「2014-15シーズン以降でベスト」
「3冠を勝ち取るユニフォームになることを期待」

 指摘のあった2014-15シーズンのユニフォームは、確かに今回のデザインとのつながりを感じさせる。両袖は紺だが、シンプルに赤と紺のストライプで構成されたものだった。

 また、今回のデザインは当時の甘美な思い出も想起させるのだろう。2014-15シーズンのバルセロナはルイス・エンリケ監督の下、ラ・リーガ、国王杯、UEFAチャンピオンズリーグと、3つの大会を制したトレブル王者だったのだ。

 そのシーズンは、シャビ監督がバルサで選手としてプレーする最後の1年間を最高の形で締めくくるものとなった。その黄金期とのつながりを感じさせるユニフォームと指揮官とともに、バルセロナが新時代へと歩み出していく。

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