6月15日、豊田スタジアムでサッカー日本代表がエルサルバドル代表と対戦した。3万7千人以上が駆け付けた会場で、試合前に驚きの声が上がる場面があった。
3月に発足した第2次森保ジャパンだったが、この時に戦った2試合を1分1敗と未勝利で終えており、このエルサルバドル戦では白星が何よりも必要だった。その覚悟を示すためか、ウォーミングアップ時のトレーニングウェアの色合いがかなり変わっていた。
定期的に、黄色や赤などデザインやベースカラーを変えて挑んでいる日本代表だが、この試合でのそれはこれまでと大きく異なるものだった。黒をベースにしながらも、前面はとてもカラフル。赤、黄色、青とその中間色によって織りなされ、さらに、太陽の光を想起させるような放射状のデザインも見て取れる。肩には白い三本線で、黒と彩色豊かな色が絶妙なコントラストを見せるのだ。
試合前、選手はこの新しいウェアを着て、ミニボールを観客席にプレゼントするイベントを行ったのだが、その際、訪れていた人々からの驚きコメントが寄せられていた。