６月１１日、Ｊ１第１７節鹿島アントラーズ―湘南ベルマーレの試合が行われた。試合は前半に鹿島の樋口雄太が直接ＦＫを決めて先制。その１点を守り切ったホームチームが勝ち点３を獲得した。樋口のゴールはＳＮＳ上でも話題になっている。
得点が生まれたのは前半４１分からのプレー、自陣深くでボールを回す相手に対して鹿島も前からプレッシャーをかける。アウェイチームが前線に運ぼうとセンターサークル手前にパスを出したところで、鹿島のＤＦ関川郁万が詰め寄る。
自陣へ逃げるようにドリブルをする相手を猛追し、ペナルティエリア手前で背番号５がボールを奪取する。そのままドリブルで持ち運ぼうとしたが、相手に倒されてファールの笛。ゴール近くでＦＫを獲得した。
セットされたボールの近くには左足のディエゴ・ピトゥカと右足の樋口の２人。対する湘南の壁は４枚。再び笛が鳴ると背番号１４が助走を始める。右足で蹴り出されたボールはゴールの左隅を目指しながら、バーの下を直撃。その勢いでピッチに叩きつけられるようになったボールがゴールラインを割り、そのままネットを揺らしたのだった。
