■自ら話を切り出したゴール後パフォーマンスの理由
インタビューでは、結果的に決勝点になったことについても、「自分のゴールで勝たせられたのは、すごくうれしいです」と話した後、質問を待たずに「あと…」と、自ら話を切り出した。
話し始めたのは、ゴール後のパフォーマンスについてだった。アウェーの地において、両手を耳に当てて挑発と受け止められかねないポーズをした理由を説明した。
「ゴールパフォーマンスについては、申し訳ないんですけど、前半からベンチで見ていてビルドアップしているだけでブーイングだったり、関係ない選手にブーイングするというのは、サッカーファミリーである以上、やってはいけないことだと思うので」
「自分はそれに少しイライラしていて、結果で見返してやりたいというふうに思っていましたし。関係ない選手をブーイングするのは、人としておかしいと思うので、自分はああいう形でしか示せなかったのは、本当に仙台のサポーターや見ていた人には、本当に申し訳ないと思います」
強気にしっかり話すとともに、謝罪の言葉も口にした。こうした姿勢にも「マジで18歳ですか!? しかも、しっかり結果で見返すとかすご過ぎる」「18歳にして肝が据わっている」「俺はめっちゃくちゃ好きやで」「他サポやがこういう選手嫌いじゃない」と反応が起こっていた。
次の試合に向けても、「6月は全勝できるように良い準備をしたいと思います」と話した後藤。これからも注目の存在となりそうだ。