女子サッカーのWEリーグ第21節が6月3日に行われ、首位の三菱重工浦和レッズレディースが4−0で大宮アルディージャVENTUSを下して優勝を決めた。
ホーム・浦和駒場スタジアムでの最終戦での“ダービーマッチ”を制した浦和レディースは、残り1試合を残して優勝を決定。INAC神戸レオネッサの連覇を阻んで2シーズン目のWEリーグ王者となり、WEリーグカップとの二冠達成となった。そして試合後、そのままスタジアムのピッチ上で表彰式が実施され、高田春奈WEリーグチェアから浦和レディースの柴田華絵キャプテンに優勝トロフィーが授与された。
ここで思わぬパプニング発生した。優勝トロフィーを手渡した瞬間、高田チェアが覗き込むようにしながらトロフィーを指差すと、柴田選手も笑顔。その後、授与式は滞りなく行われ、浦和レディースのイレブンが優勝トロフィーを高々と掲げたが、スタンドのファンも含めて多くの者が「何だったんだろう?」と疑問を持った。
すると式典終了後、高田チェアが自らのツイッターで「トロフィーに指さして、柴田選手と笑ってるのは、てんとう虫が飛んできて止まってしまったから」と明かしてファンも合点。高田チェアは「幸運を連れてきたのかな」と綴って浦和レディースの優勝に拍手を送った。