日本代表MF守田英正が所属するポルトガル1部のスポルティングは、来季着用する新ユニフォームを発表した。
スポルティングはポルトガルを代表する名門クラブだ。今季は4位に終わったものの、2022-23シーズンを制したベンフィカ、ポルトと並び、ポルトガルのサッカーをけん引してきた。
その名門クラブは今回の新ユニフォーム発表にあたり、「NEW ERA(新時代)2.0」という言葉を使った。今季の悔しさも踏まえて、新しい扉を開くとの意気込みだ。
新ユニフォームに、その「区切り」が示されている。クラブはツイッター公式アカウントでの発表で、「ジョゼ・アルバラーデスタジアムの20年の歴史にインスパイアされた」としている。
現在使用しているジョゼ・アルバラーデスタジアムは、地元ポルトガルでの2004年の欧州選手権開催に合わせて、2003年に完成した。その新ホームスタジアム誕生から20年の節目を迎えるにあたり、さらに新しい時代へ突入するとの意気込みを示しているのだ。
新ユニフォームは、当然ながらクラブカラーの緑と白のストライプだ。今季のものから白い部分にあったラインが取り除かれ、よりシンプルなデザインになっている。
首元が丸襟になっており、左胸のクラブロゴでは中心にある獅子が白に染め抜かれている。だが、一番の変化は「背中」にある。
クラブが説明したように、新ユニフォームにはスタジアムへの敬意が織り込まれている。一見すると分かりにくいが、スタジアムが浮かび上がる仕様になっているのだ。