「これはかっけぇわ」J1鹿島のFW鈴木優磨が試合終了間際に決めた同点のダイビングヘッド弾が強烈すぎると話題に!「シュートの威力がヘディングじゃねぇ」と驚きの声の画像
鹿島アントラーズの鈴木優磨 撮影:中地拓也

 5月27日、J1リーグ第15節が行われ、駅前不動産スタジアムで行われたサガン鳥栖鹿島アントラーズの一戦は2対2の引き分けとなった。

 この試合の後半アディショナルタイム、土壇場での同点ゴールを決めたのが、鹿島のFW鈴木優磨だった。

 この日も2トップの一角としてスタメン出場した鈴木。前半34分にヘディングでの折り返しで名古新太郎のゴールをアシストするも、常に先手を奪われる苦しい試合展開となり、1対2のまま時計の針は90分を経過した。だが、ここからが見せどころだった。

 交代メンバーも起用してゴールを目指した中、相手のクリアボールを中盤で拾った樋口雄太が左サイドに展開すると、ボールを受けた安西幸輝がドリブルで縦に仕掛け、ゴール前へ左足クロスを送り込む。このボールに反応したのが、「金髪の背番号40」だった。ボックス内の密集の中で素早く落下点に入り込み、体を投げ出してのダイビングヘッド。飛び込みながら、空中で体と頭を捻ってしっかりとボールを捉え、ゴール左隅へ鋭い弾道で突き刺した。

 ゴールを決めた後、左腕のキャプテンマークをぶらつかせながら天を指差した鈴木。「負けるわけにはいかない」という勝利への執念と気迫がこもった完璧かつ強烈なダイビングヘッドだった。

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