「神トラップ」「長崎にベルカンプがいた」J2長崎のDF米田隼也のワールドクラスのファーストタッチが絶賛の嵐! 1試合2得点の大活躍で磐田撃破の立役者になる の画像
V・ファーレン長崎 撮影:中地拓也

 5月27日、J2リーグ第18節が行われ、V・ファーレン長崎がトランスコスモススタジアム長崎でジュビロ磐田と対戦して2−1で勝利。2得点を決めたDF米田隼也の「1点目のトラップ」が話題を集めている。

 素晴らしいボールコントロールだった。0対0で迎えた後半26分、最終ラインから最前線のFWエジガル・ジュニオへロングボールが入る。その時点でDFラインの裏のスペースを狙って走り始めていた米田は、右後方からのMF鍬先祐弥の浮かしたパスに対して、右足インフロントで左前方へ運び、背後にいたDF鈴木雄斗をワンタッチでかわして見せたのだ。

 ボールをもらう前に首を振り、周囲の状況を把握した上での“極上のトラップ”に場内からは驚嘆の声。相手DFの背中を突いてボールをゴール中央へ持ち込むことに成功した米田は、距離を詰めてきたGKとスライディングで体を投げ出したDFの隙間を縫い、冷静に左足でゴール右隅へ流し込んだ。

 先制ゴールを決めた米田は、1対1の同点で迎えた後半アディショナルタイムにはゴール前の混戦の中から右足で決勝ゴールを決め、1試合2得点の活躍で勝利に貢献した。

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