イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、来シーズン着用するホームユニフォームを発表した。栄光の歴史への思いを込めたデザインに、早くも好感の声が上がっている。
アーセナルは今季、19シーズンぶりの栄光に手が届くかもしれなかった。最後にはマンチェスター・シティに譲ったものの、シーズン中は首位に立ち、プレミアリーグ制覇に近づいていたのだ。
その悔しさと、タイトルへの渇望を表しているのかもしれない。今回発表された新ユニフォームは、前回プレミア制覇を強く意識したものとなっている。
その優勝は、まさに歴史に刻まれれるものだ。2003-04シーズン、アーセナルはリーグ戦で一度たりとも地にまみれることなく、プレミアリーグを制したのだ。
当時チームを率いたのは、日本でも指揮を執ったアーセン・ベンゲル監督。38試合を26勝12分で駆け抜けたチームは、「インビンシブルズ(無敵のチーム)」と呼ばれた。
来季は、その歴史に輝くタイトルから20周年となるシーズンだ。着用するユニフォームには、その栄光を再現する意欲にあふれている。
クラブカラーの赤をベースに、肩と腕部分が白で彩られているのは、これまでのデザインと大きく変わらない。その中でポイントとなるのが、ゴールドだ。左胸にはクラブロゴ、右胸にはサプライヤーであるアディダスのロゴが、黄金色に輝いている。さらにアディダスの象徴であるスリーストライプも、肩から袖にかけてゴールドに光り輝いている。