5月21日、J2リーグ第17節が行われ、6位ジュビロ磐田はホームで21位のいわきFCと対戦した。試合は後半に両チームとも得点をあげて1-1のドロー。勝ち切れなかった磐田だが、MFドゥドゥが決めた先制点が話題となっている。
ゴールが生まれたのは後半35分からの場面。左サイドでMF古川陽介がドリブルで仕掛けてペナルティエリア内へ侵入し、ゴールライン際でクロスを上げる。しかし、ブロックに入ったDFに当たり、ボールは高く打ちあがる。ニアに落下する途中で相手GKがパンチングで弾き出すが、こぼれたボールも磐田の選手がつないでFWジャーメイン良が収めた。ペナルティアーク付近でゴールに背を向けてキープするFWの正面で、フリーになっていたのがMFドゥドゥだった。
磐田FWは相手を背負いつつ、目の前のブラジル人MFへボールを転がす。背番号33が右足で振り抜いた強烈なシュートは、地を這うような軌道でゴール左隅へ突き刺さった。
エリア内の中央付近には両チーム合わせて複数の選手が集まっていたが、ボールは誰にも当たらず絶妙なコースを抜けていった。