5月19日、J1リーグ第14節が行われ、京都サンガF.C.はアウェイの地でコンサドーレ札幌と対戦。試合には2-1で敗れたものの、一矢報いた得点に称賛の声が集まっている。
1点を追う前半41分の場面、京都はDF井上黎生人が自陣中央から相手陣内へ縦パス、センターサークルへ下りたFWパトリックがダイレクトでMF川崎颯太へ落とすと、MFはアウトサイドの1タッチで右へ展開する。
ボールを持ったDF白井康介は、インナーラップを行うMF山田楓喜へスルーパス。相手DF2枚の裏を通ったパスはエリア内の山田へ通り、GKと1対1の場面を作り出す。
MFは体を開きながら、ボールを左足で流し込むように蹴った。シュートにも見えたこのボールを、ゴール前まで上がって来たパトリックが詰め込んでゴールとなった。
フィニッシュとポストの役割を果たしたパトリックはもちろん、そのくさびのパスや、サイドへ流した川崎のダイレクトパス、白井の裏へのパスなど一人一人のプレーが際立つ得点となった。
特にアシストとなった山田のプレーには「インナーラップ素晴らしすぎる。よー走ったな」「左足アシストうま!」と称賛する声が多く見られた。