J1の浦和レッズが、ACL優勝を記念する特別グッズの生産を決めた。優勝の瞬間の喜びを閉じ込めた逸品に、感激の声が広がっている。
浦和は今月6日、新たな歴史を刻んだ。ホームの埼玉スタジアム2002で行われたACL決勝第2戦でアルヒラル(サウジアラビア)に1-0と勝利し、2戦合計2-1として優勝を決めたのだ。
浦和にとっては2017年大会以来、3度目のアジア制覇となる。スタジアムには5万3374人の観客が詰めかけ、栄光の喜びを分かち合った。
その歓喜が、それぞれのファンの手に収まる。浦和は9日、優勝を記念した特別グッズの生産を発表。クラブのメンバーシップ「REX CLUB」の会員を対象に、完全非売品の記念アイテムを受注生産するという。
98mmというコンパクトなサイズのキーホルダーだが、優勝の喜びが凝縮されている。表面には選手とチームスタッフの名前が記され、優勝カップを掲げた瞬間の写真があしらわれている。
さらに特別なのが、その「中身」だ。「優勝記念ハメぱちキーホルダー」の名のとおり、2つの皿状の部品を合わせて完成されるのだが、その中には表彰式で実際に使用された金銀の紙吹雪が封入されている。
しかも、入手のために必要な「REX CLUB」のポイント数も凝っている。必要なのは、「1953」ポイント。優勝を告げるホイッスルが吹かれた「19時53分」を意味したものだという。