5月17日、J2リーグ第16節モンテディオ山形―大分トリニータの試合が行われ、この試合で生まれた超ロングゴールが話題となっている。
この試合は、異例とも言える平日デーゲームとなる13時30分にキックオフ。『エデュケーショナルデー』として、3000人以上の子どもたちを招待して行われた。
そんな中でスーパーゴールが生まれたのは、後半40分だった。山形は自陣から右サイドへのパスで、相手陣内の裏を狙う。山形MF横山塁がボールを追うが、先に追いついたのはカバーに出ていた大分GK西川幸之介。
しかし、マイボールにした後も持ち運ぶGKを見て横山はすぐにプレスバック。背後からボール奪取を試みて、西川がキックする寸前で足を入れた。交錯時に横山は倒れてしまうが、それでもボールは山形MF藤田息吹の元へ転がる。
これを、藤田がダイレクトでシュート。ハーフウェイライン過ぎの自陣から放たれたボールは低い弾道ながらも無人のゴールへ吸い込まれ、山形の5点目を記録したのだ。藤田自身にとっては、この試合の先制点に次ぐ2点目のゴールだった。