5月14日、プレミアリーグ第36節として8位・ブライトンがホームに2位・アーセナルを迎えた。ブライトンが3-0で勝利したこの試合で、注目の三笘薫はゴールこそならなかったが、ドリブルで見せ場をつくった。
特に話題になったのが、前半36分にアーセナルのイングランド代表、ベン・ホワイトとのマッチアップした場面だ。それは、ブライトンDFが自陣左サイドから前線のスペースへ三笘を走らせたところから始まる。
ボールに追いつき、先に足元へ収めた三笘は、追走してきたホワイトと対峙する。ボールを股下中央にキープしながら体を左右に揺さぶる日本代表に対して、ホワイトはコースを塞ごうと、対峙する。
そこで、三笘は右足でエリア内へクロスを上げるフェイントを見せて、英国代表を欺くと同時に即座に左へ切り替えし、ペナルティエリア内の深いところへ侵入。相手DFがカバーに来たところで、中へグラウンダーのボールでラストパスを送る。ファーで合わせたブライトンFWフリオ・エンシソのシュートは決まらなかったが、決定機を演出した。