5月12日、国立競技場を舞台に41回目の多摩川クラシコが行われた。Jリーグ30周年スペシャルマッチと銘打たれたこの試合で、川崎フロンターレはFC東京と対戦した。
試合前から花火やドローンを使った演出が特別感を強めたが、Jリーグはいつもとは違った場所にもカメラを設置していた。それは、ゴール真裏だ。
そしてJリーグは、前半39分に決まった川崎フロンターレFW宮代大聖のゴールの際のその映像を公式ツイッターで公開したのである。
このゴールのアシストをしたのは瀬古樹で、センターサークルでボールを持つと、相手選手に囲まれながらも自ら持ち上がって最終ラインで駆け引きをしていた宮代大聖にパスを出す。背番号33は相手DFに前方を塞がれてしまうが、ワンフェイク入れて右に持ち直すと同時に右足を振り抜く。次の瞬間には右のサイドネットをボールが射抜く、華麗にして豪快な一発が決まったのだ。
特別映像は上下に2分割されており、上部には俯瞰した映像が、下部にはゴール真裏の映像が映し出されており、その2つが同時に進行するようになっている。