脇坂泰斗が自らの得点を振り返った。5月7日に等々力で行われたJ1第12節の川崎対鳥栖は、後半52分に脇坂のゴールが決まり1−0で勝利。これが川崎にとってリーグ戦の今季初勝利となった。
「あそこでアキさん(家長昭博)はああいったトリッキーなパスをするっていうのが分かっていましたし、(宮代)大聖も実際に受けに行ってますけど、多分僕の動きが見えて、フリックできるようなうまい選手なので。それを狙って入って行ったんですけど」
そう振り返る脇坂は、宮代の動きにマーカーの田代雅也がつられ、その裏に流れてきたボールをうまく決めることができたと話す。
「思った以上にたぶん、大聖に勢いが付いて、田代(雅也)選手が食いついたので。自分のところに流れてきて。意外と冷静にキーパーの動きも見れて、取りづらいところに流し込めば入るかなと思って、打ったら、きれいに入ったので、良かったです」
この得点を筆頭に、チームを勝たせる働きを見せた脇坂だったが、まだまだと油断する様子はなかった。
「まだまだ足りないと思いますし、前半もチャンスありましたし。もっともっと自分が決めるとか、取らせるとかっていうのは、もっと詰めていく必要があるのかなと思います」