「流石フロンターレや笑」「いじられるイケメン」カタールでプレーするサッカー日本代表DF谷口彰悟と「古巣」川崎フロンターレとのまさかの無茶ぶりと対応の画像
変わらぬイケメンぶりを披露した谷口 撮影:中地拓也

 現在はカタールでプレーし、日本代表として昨年のカタール・ワールドカップを戦ったDF谷口彰悟が、変わらぬイケメンぶりと男気を披露した。

 谷口と、その好プレーを呼んだ企画者の双方に称賛の声が上がっている。

「この世で一番怖いもの」に、「DOGSO」を挙げる人は、そう多くはないだろう。世界でも希少だと思われるそのひとりが、現在はカタールのアル・ラーヤンでプレーする谷口だ。

 筑波大学を卒業後、2014年から川崎フロンターレで9シーズンもプレーした谷口は、その男前ぶりで知られる。ルックスはもちろんのこと、ハートのイケメンぶりでも老若男女問わずに人気を集めてきた。

 そのハンサムフットボーラーが怖いのが、「DOGSO」だという。川崎のホームページのプロフィール欄はとても細かい設問で知られるが、その中の「この世で一番嫌いなもの」と「この世で一番怖いもの」という項目に、谷口はそれぞれ「虫系」「自然災害」と記してきた。だが、2021年からは両方の項目に「DOGSO」を追加したのだ。

 DOGSOとは、「Denying an Obvious Goal Scoring Opportunity」の略。和訳すると「決定的な得点機会の阻止」を意味し、その頭文字を取ったサッカー用語だ。

 この5文字が、谷口を苦しめてきた。最も有名なのは、2019年の北海道コンサドーレ札幌とのルヴァンカップ決勝の一場面だ。同点で突入した延長戦開始早々、のちにチームメイトとなるチャナティップを倒した際のプレーが「DOGSO」と判定されて、一発レッドを食らったのだ。

 続く2020年のJ1第28節の大分トリニータ戦でも、谷口はDOGSOで退場処分を受けている。それを受けて2021年から「怖いものリスト」に加えたのだが、昨年5月の第14節サガン鳥栖戦でもDOGSOでレッドカードを頂戴した。

 そこで川崎は今回、谷口に登場願うことになった。

 川崎は7日のJ1第12節でイベントを行う。その一環として、DOG(犬)のようにピッチを駆ける「ハラハラドキドキDOGSO(走)タイムレース」を実施。そのPRのため、谷口に動画メッセージを依頼したのだ。

 クラブのツイッター公式アカウントで公開された動画の中でも、谷口は変わらずイケメンだ。ただし、隠せない苦笑いとともに、こうメッセージを口にした。

「DOGSOと言えば、みたいな感じでコメントを要求され、スタッフもいじってきちゃってんな~と思いつつも、僕自身だいぶお世話になってますし、今シーズン、フロンターレもだいぶお世話になっていると思います」

「それをイベントにしちゃうのも、さすがフロンターレだなと感心しています」

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