「オルンガを見てるようだぜ」J1柏FW細谷真大の"1人カウンター"に、かつての大エースに重ねる声が続々! 相手DFをも吹き飛ばした強靭過ぎるフィニッシュの画像
柏レイソルの細谷真央が見事なゴールを決めた 撮影:中地拓也

 J1柏レイソルのFW細谷真大が、チームを勝利に導くゴールを決めた。その姿を、かつての大エースに重ねる声が広がっている。

 柏は3日、アウェイで湘南ベルマーレとJ1第11節を戦った。ここ3試合は2分1敗と白星がなく、何とか勝点3を持ち帰りたい一戦だった。

 幸先良く、柏は前半28分に先制に成功する。背番号10をまとうマテウス・サヴィオの2試合連続となるゴールだった。

 だが、前半終了間際には追いつかれてしまう。ゴール前の混戦から押し込まれ、嫌な雰囲気でハーフタイムに入ることになった。

 その空気を一変させたのが若きエース、細谷だった。後半開始から10分後、ピンチをチャンスに変える。引き金が引かれたのは自陣ゴール前だ。ペナルティーエリア内でシュートを放たれたのだが、DF片山瑛一が懸命に足を伸ばしてブロック。こぼれ球を三丸拡が蹴り出したのだが、このクリアボールがカウンターにつながった。

 センターサークル内から走り出した細谷は一気に加速し、ボールを追う湘南DF大岩一貴に並び、追い抜き、さらに弾き飛ばす。ボックス内に持ち込んだ背番号19は、湘南GKソン・ボムグンの動きと体重移動を見て、冷静にファーサイドに流し込んだ。このゴールが決勝点となり、柏は2-1で勝利している。

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