J1のセレッソ大阪がSNSを更新した。クラブ社長とVTuberが一緒に収まった写真に、じわじわと味わい深さが伝播している。
30周年を迎えるJリーグは今年、VTuber/バーチャルライバーグループ『にじさんじ』と、J1全18クラブをコラボレーションさせ、さまざまな企画を実施している。多くのファンを持つVTuberと力を合わせて、さらにJリーグを盛り上げていこうというものだ。
各クラブにコラボするVTuberがおり、コラボしたグッズが販売されるなどしている。C大阪は、周央サンゴ(愛称:ンゴちゃん)と力を合わせてイベントを実施していく。
ンゴちゃんは中学1年生で、セレッソのクラブカラーと同じくピンクの髪の女の子。クラブのホームページでは、「持ち前のおっとりとした雰囲気で、場の空気を和ませる存在」と紹介されている。
5月7日のJ1第12節・鹿島アントラーズ戦では、そのンゴちゃんがついにスタジアムにやってくる。スタジアムDJとの大型ビジョンを用いたトークショーが行われ、強敵との対戦で気合いがみなぎるスタジアムに、ふだんとはまた違った空気を運んできてくれるはずだ。
クラブも気合いが入っており、社長も全力でこの企画をアピールする。当日はコラボグッズのひとつとしてフラッグも販売されるのだが、その巨大バージョンの特製フラッグを森島寛晃社長が両手で掲げた写真をクラブのツイッター公式アカウントで公開。その写真では、試合当日に特設ブースに設置される等身大パネルと並んで満面の笑みを浮かべている。
等身大パネルと森島社長は、ほぼ同じ背丈。広がる笑顔も、親子のように似ている。