J1のアビスパ福岡は、シーズン終盤に着用するスペシャルユニフォームを発表した。なつかしさを感じさせつつ明るい未来を象徴するデザインに、早速賛辞が相次いでいる。
福岡は現在、新たな歴史を築いている。2002年にJ2を戦って以降、2016年までに3度J1に昇格したが、いずれも1年でのJ2リターンを余儀なくされてきた。ただし、4度目のJ1復帰となった2021年からは、3シーズン連続で国内トップの舞台で戦い続けている。
現在も、まだ9試合を終えたところではあるが、4勝3分2敗で6位につけている。2位の名古屋グランパスとも勝点3差。混戦のJ1で、まだまだ上位を狙っていけそうだ。
クラブも力が入る。28日には、勢いを増したいシーズン終盤に着用するユニフォームを発表。「近年歴史を塗り替える躍進を遂げ、革新を続けるAvispaの明るい未来をコンセプトにデザイン」。クラブのツイッター公式アカウントでは、思いをそう記している。
伝統を重んじつつ、未来志向を打ち出したデザインだ。クラブのホームページによれば、歴代ユニフォームをオマージュし、前身の藤枝ブルックスを表す藤色も継続しているという。
2000年前後には、ホームユニフォームに白を採用。また、近年のモデルにはない襟がついていた。また、側面部分で紺から淡く変わっていく水色は、襟の胸元部分のデザインと相まって2001年などに着用されたファーストユニフォームを想起させる。