5月6日、アジア王者の座を懸けた熱い戦いが行われる。ACL決勝第2戦が、埼玉スタジアムでキックオフするのだ。
このピッチに乗り込むのはサウジアラビアのアルヒラルで、迎え撃つのは浦和レッズだ。すでに第1戦を終えており、1-1の引き分け。サウジアラビアのリヤドで行われたこの試合ではアルヒラルが先制したものの、興梠慎三が後半に同点ゴールを記録。アウェイゴールを奪ったうえで折り返している。
この運命の一戦を前に、すでに来日しているアルヒラルのキーマンに接触したJリーガーがいる。キーマンとはFWオディオン・イガロで、マンチェスター・ユナイテッドやワトフォード、グラナダ、ウディネーゼなど欧州クラブを渡り歩いたストライカーだ。
イガロと会ったのはヴァンフォーレ甲府のFWピーター・ウタカである。5月4日、アルヒラルはウタカとイガロの2ショットを公開したのだ。
2人は年齢こそやや離れているが、ナイジェリア代表としての経歴を持つ。日本という地に偶然立ったことを記念して顔を合わせたようだ。