■「理性と感情のせめぎ合い笑」
だからこそと言うべきか、久保のゴール後のパフォーマンスにも注目が集まった。ゴールネットを揺らした直後の久保は、表情を変えずに手を出して落ち着くような素振りを見せたが、その後、膝から芝の上をスライディング。古巣へのノーセレブレーションと見せかけて、喜びを爆発させたからだ。
実際、SNS上では以下のような反応があった
「一瞬ノーセレブレーションしかけて、やっぱり膝ですぺっちゃうあたり興奮が伝わってくる笑」
「ノーセレブレーションの感じ出しといてめちゃくちゃ膝スラするの可愛いタケ」
「セレブレーションしないんかと思ったら思いっきりスライディングしてて草」
「古巣だからパフォしないかと思ったら、その後思いっきり膝スラしてて草」
「落ち着け…からの膝スラ 理性と感情のせめぎ合い笑」
ネットを揺らしてからスライディングをし、仲間と抱擁するまで6秒間。この間、久保の胸中にはさまざまな思いがあったはずだ。
今季8ゴールを決めた日本代表の活躍によって、チームは2-0で勝利。久保個人にとっても成長を実感できる試合となった。