現地時間の5月2日、サッカー日本代表・久保建英が所属するレアル・ソシエダがレアル・マドリードと対戦。2-0で勝利する金星を挙げた。
その貴重な先制点にして決勝ゴールを奪ったのが久保だ。それは、スコアレスで折り返した後半早々の場面だ。GKディボ・クルトワが、ゴールキックをCBのエデル・ミリトンにつなぐ。
このブラジル代表にソシエダFWスルロートがプレスをかけると、ベルギー代表GKへボールを戻そうとするがこのパスが乱れる。そこに反応したが久保だった。クルトワが受けきれなかったボールに猛然と寄せると、ダイレクトで左足シュート。パスをかっさらった形でゴールネットを揺らしたのだ。
王者から奪ったゴールに、SNS上では「タケこれは凄すぎるわ」「素晴らしい!!」「いやぁ、見逃さなかったね」などの喜びの反応があった一方で、以下のように感慨深さを表現するコメントも多くあった
「相手が古巣で、しかもレアルで。。。涙が止まりません。。。」
「古巣のレアル相手に…これはまじでやったね!」
「アンチェロッティのここに居場所ないよ発言への素晴らしい回答」
FC東京からレアルに移籍したものの、その後、昨シーズンまでレンタル移籍を繰り返していた。今季は、カタールワールドカップ出場に向けて、退路を断つ覚悟でソシエダに完全移籍しており、出場機会を与えられなかった古巣への強烈な恩返し弾に、多くのサポーターが思うところがあったようだ。