J1のガンバ大阪は、かつて所属し、現在はヨーロッパでプレーする選手の近況を報告した。異国で偉業を達成するとともに、サッカーを楽しみ続けていることが分かる一枚にファンも歓喜の声を上げている。
ユースから昇格しながら、3シーズンは公式戦にまったく出られなかった。期限付き移籍などで3クラブを渡り歩き、6シーズンぶりの復帰でようやくトップチームでデビューを飾った。9シーズンにわたってG大阪でプレーしたのが、丹羽大輝だ。
G大阪に戻ってからも、山あり谷ありだった。復帰2年目にはJ2降格を経験。だが1年でのJ1返り咲きに貢献すると、2015年には日本代表でもデビューを飾った。
2017年シーズン途中にはサンフレッチェ広島へと移籍し、JリーグでのプレーはFC東京での2020年が最後。だが、丹羽は今もプレーを続けている。
戦いの場は、スペインだ。ただし久保建英がプレーする1部リーグではなく、4部リーグのセスタオというクラブでプレーしている。
2年連続で3部リーグ昇格にも迫ったが、あと少し足りなかった。だが、その大きな一歩を、今回踏み出したのだ。
丹羽は自身のツイッター公式アカウントで、「リーグ優勝しました」とチームメイトとの写真や歓喜に沸くファンの動画を投稿。G大阪も、その写真とともに丹羽の近況を伝えた。