現地時間の4月23日、FAカップ準決勝1試合が行われ、サッカー日本代表の三笘薫が所属するブライトンがマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。
すでに勝ち上がりを決めているマンチェスター・シティとの決勝進出を懸けて戦ったこの試合で、三笘は先発。得意のドリブルで攻撃をけん引することが求められた。
どちらも負けられない戦いは、スコアレスのまま推移。90分を戦っても決着がつかず、延長戦に投入。しかしここでも勝敗は決せず、PKにもつれ込んだ。その結果ブライトンの敗退が決定し、40年ぶりとなる決勝進出の夢が消えたのだった。
それでもこの日本代表は、ピッチの上で120分を戦い抜いて爪痕を残した。そしてその姿に、FAカップが熱視線を送っていた。4月25日、FAカップは公式ユーチューブチャンネルに、三笘薫を追い続けた専用カメラで撮影したピッチレベル映像を公開したのだ。
延長後半に迎えた決定機から始まるこの映像は、なんと12分12秒にわたっている。三笘がサイドを切り裂く姿、あるいは鼻血を出して応急処置を受ける姿など、迫力ある映像を見ることができる。