「こういうゴールが毎試合見たいです!!」FC東京のあえて「速度を上げない完璧カウンター」で勝利掴む! ボール奪取後、FWがタメを作ってゴールを陥れるの画像
最後にゴールネットを揺らしたFC東京の安部 柊斗 撮影:中地拓也

 4月22日、FC東京はエディオンスタジアム広島に乗り込んでサンフレッチェ広島と対戦。3位のチームを相手に複数得点を奪って撃破した。

 この試合で東京は、開始5分で先制。中村帆高が頭で合わせてゴールネットを揺らすと、さらに前半28分に追加点を奪った。このゴールを陥れる流れが称賛されている。

 この得点は、中盤でのボール奪取からのカウンターで取ったものだった。広島の選手がドリブルで東京陣内に持ち上がると、東京の選手がプレッシャーをかける。そのこぼれたところを、仲川輝人が足を伸ばして前にいたFWディエゴ・オリヴェイラにつなげる。

 オリヴェイラは前を向いて持ち上がろうとするも、広島の守備陣は3人が構えており。FC東京はオリヴェイラも含めて3人がカウンターのために前を向いていたものの、広島の選手がさらに2人戻ろうとしていたこともあって、けっして数的有利とは言えなかった。

 そこでオリヴェイラは、あえて速度をあげずにタメを作りながら味方の攻め上がりを待つ。すると、猛然と前線にスプリントしたのが中村だった。

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