4月19日、JリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第4節が行われ、FC東京はガンバ大阪と対戦した。
ホームで勝利を収めたいFC東京と、勝ち上がりを決めたいガンバとの試合は、前半をスコアレスで折り返す。どちらも好機を迎えていた中で、後半26分にG大阪のMF山本理仁が退場。アウェイチームが数的不利に陥る。
そして直後の29分にスコアが動く。それは、左サイドを駆け上がったアダイウトンのクロスを塚川孝輝が合わせたものだった。浮き球のクロスをペナルティエリア内で塚川が右足で合わせるのだが、走り込みながらのこのシュートの難易度はかなり高め。それでも、しっかりおさえたシュートは鮮やかにゴールネットを揺らしたのだ。相手GK 東口順昭が一歩も動けないものだった。
結局、この得点が決勝点となってFC東京が1-0で勝利。ガンバ大阪との勝点差を2としてEグループで2位に浮上している。なお、京都サンガも同じく2位につけ、セレッソ大阪が4位となっている。