4月19日、川崎フロンターレは等々力競技場に清水エスパルスを迎えてルヴァンカップを戦う。この試合を前に、名願斗哉が闘争心を高めている。
清水エスパルスと対戦するのはこれが今年2回目。3月にアウェイで対戦した試合が、名願にとってのプロデビュー戦だった。この時は先発で起用されたが、ボールを呼び込めない状況が続き、得意のドリブルを披露することがなかなかできなかった。
そして、試合序盤に足を痛めたこともあって前半のみで交代。悔しい思いで日本平を去っていた。
その因縁の相手と等々力で戦えるチャンスを前に名願は、「この前出た時は何もできなかったので、今回は試合に出てリベンジをしたい」と語気を強めた。
前回の試合後、名願斗哉は「ボールを引き出すところとか、オフザボールのところが全然足りていなくて、相手も守りやすかったと思う」と自身を分析。だからこそ、ここまでその課題の修正に取り組んできており、「そこはある程度改善されたと思う」と自信をのぞかせた。
そして何より、そのドリブルを見せることがチームのためになることを強く自覚しており、次のように語っている。
「ドリブルが自分の武器ですし、自分のストロングをしっかり出せれば、他の所が空くと思うんで、どんんどん出していきたい」