4月19日、川崎フロンターレはルヴァンカップ清水エスパルス戦に挑む。この試合を前にした17日、小林悠が取材に応じた。
4月17日、雨に濡れながらの紅白戦を終えたあと、得点に飢えるストライカーが勝利への想いを口にした。自身はシーズン前と4月11日の北海道コンサドーレ札幌戦の2度の負傷によって戦線離脱する期間が長くなっており、ここまで出場した公式戦の数は3試合にとどまっている。
そんなエース不在の影響もあって、チームはここまでリーグ戦8試合で2勝しかできておらず、ルヴァンカップでは2分1敗と未勝利で苦しんでいるが、「メンタル的に落ち込むことが一番良くないと思っている。結果は出てないんですけど、前に進んでいるってことをしっかり自分たちで自覚しながら」と、前を向く重要性を説いた。
2017年の初優勝以降、チームは毎年のようにリーグトップを争う立場をここまで演じており、「最近入ってきた選手は、なかなか勝ててないことに対してメンタル的に落ち込んでしまうこともあると思うんです」と慮ったうえで、「そこは自分たちがいい声を掛けながら前へ向けるように、チームを引っ張っていければいい」と、決意を改めて固めている。