「代表でめっちゃ見た光景…」神戸FW大迫勇也が古巣・鹿島戦で見せた、周囲を生かすワンプレーが称賛! 味方を走らせるほどの信頼感の画像
ヴィッセル神戸のFW大迫勇也 撮影:中地拓也

 現在、J1リーグで首位に位置するのがヴィッセル神戸だ。直近の鹿島アントラーズ戦(カシマ/4月15日)では5-1で完勝してその強さを見せつけている。

 その試合で先制点を決めて、大量得点の口火を切ったのが大迫勇也だった。前半24分、左CKを頭で合わせて古巣から得点。さらに1点を追加し、2点リードで迎えた後半の立ち上がりにも得点。PKをきっちり決めて3点差としてみせた。

 ここまで8試合に出場して5ゴールという得点力はストライカーとして何よりも重要だが、それ以外にも味方を生かすプレーができるのが大迫の真骨頂だ。たとえば、その一つがキープ力である。

 4月17日にJリーグが公式ツイッターに投稿したワンプレーもその一つ。取り上げられたのは前半アディショナルタイムのことで、鹿島の縦パスを味方が自陣で足に当ててカットすると、そのこぼれが大迫の元に転がってくる。

 背番号10は前を向いてまずは持ち上がるのだが、相手選手が体を寄せてくると、くるりと反転してボールをキープ。さらにもう一人も寄せてきて2人に囲まれるが、それでも失わず、なんと前を向く。そして、左サイドを駆け上がった味方にパスを出すのだ。

 相手選手に囲まれてもボールを奪われないだろうと前線に走る味方選手がいることで、その信頼性を感じさせている。チームはここまで17得点とリーグ屈指の攻撃力を見せているが、味方を押し上げる大迫のプレーもそこに寄与しているといえる。

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