現地時間の４月１６日、リーグ・アンの第３１節が行われ、サッカー日本代表の川島永嗣と鈴木唯人が所属するストラスブールはホームでアジャクシオと対戦した。
今年１月に清水エスパルスからストラスブールに期限付き移籍し、その後、９試合でベンチ入りしながらも出番がなかった２１歳が、デビュー戦で鮮烈なゴールを決めて見せた。
ホームで２点を先行していた後半３０分に途中出場でフランスデビューを果たした鈴木は、ピッチに立った直後に１点差に詰め寄られるも、同４５分にその技術で突き放した。
相手ペナルティエリアの前で味方からのボールをトラップすると、相手DFが目の前で対峙。進路を塞がれ、その間に次々と他の選手が守備に走ってくるのだが、鈴木はそれを見事にかいくぐってみせる。左戻ってきた２人の間をすり抜けると、さらに左からもう一人が寄せて足を伸ばしてくる中で左足シュートを選択。強烈な一撃がゴール右下隅に決まったのだ。結果的に相手選手４人を抜かしたゴールとなり、名刺代わりの挨拶弾となった。
