「このままで終わりたくない」川崎・永長鷹虎の心を奮起させた、鬼木達監督の“決断”。不完全燃焼も、追うべきは「自分にしかできないプレー」の画像
名古屋グランパス戦で先発した川崎フロンターレの永長鷹虎 撮影:中地拓也

 リーグ戦初先発のチャンスは、ものにできなかった。川崎フロンターレの永長鷹虎は、消極的なプレーになったことを悔やんだ。

 ホーム等々力に名古屋を迎えて行われたJ1第8節の一戦、川崎が1−2で落とした試合後に振り返ってくれた。

「早い時間帯から自分が失点に絡んでしまったので。それはもう起きたことなので。しょうがなかったと思いますが、そこからずるずる、気持ちのところで落ちて行って、自分のサッカーというのが、持ち味っていうのが消えていってしまって。チームにも迷惑を掛けましたし、相手からしても勢いに乗らせてしまった。そこが反省点だと思います」

 永長が言及する失点は前半9分の場面。永長からのパスが弱くなったところを米本拓司にカットされ、永井謙佑からキャスパー・ユンカーへと繋がってカウンターをゴールで完結されてしまった。この失点で消極的になってしまったという永長は前半まったくいいところがなかった。しかし鬼木達監督は後半もピッチに送り出して永長にチャンスを与える。これに永長は奮起したのだという。

「前半の出来で(ハーフタイムまで)終わってしまって、監督もまだ自分を使ってくれて。やっぱりやらないといけないと思いましたし、このままで終わりたくないという気持ちが強かったんですけど」

 そんな気持ちで臨んだ後半は「前半よりかはましにはなったと思うんですけど、やっぱり全然悔しかった」と話す。それは自分にしかできないプレーができなかったから。

「自分にしかできないプレーっていうのは、今日は全然できなかったので。そういった面でももっとやりたかったっていう気持ちはありました」

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