サッカーの女子日本代表選手たちが、女子ワールドカップが100日後に迫ったことをアピールした。選手たち自ら訴える動画に、徐々にファンの気持ちも盛り上がっていこうとしている。
女子ワールドカップは7月20日、ニュージーランドとオーストラリアを舞台に熱戦の幕を開ける。翌21日には日本代表もザンビアとの初戦に臨み、世界一へ向けて歩み始める。
なでしこジャパンは2011年、女子ワールドカップ・ドイツ大会を制して世界の頂点に立った。2019年の前回大会はベスト16に終わったが、池田太監督の下、捲土重来を期する。
なでしこジャパンは現在、ヨーロッパ遠征の最中だ。現地時間7日にはポルトガル代表とアウェイで対戦。FIFAランキング21位のチームに2-1の逆転勝利を飾っている。
試合の翌日には、デンマークへと移動した。今晩にはデンマーク代表との試合を控えるが、スケジュールの合間を縫ってワールドカップのアピールを忘れなかった。
日本サッカー協会はインスタグラム公式アカウントなどで、女子ワールドカップが100日後に迫ったことを伝えた。アナウンス役は、選手たち自身だ。
ヨーロッパの青空を背景に、清水梨紗、長谷川唯、岩渕真奈、杉田妃和の4選手が「FIFA女子ワールドカップまで、あと100日」と声を合わせる。岩渕が笑顔で手を振るなど、世界への挑戦を楽しみにする様子が伝わってきた。