日本時間4月7日、サッカー日本代表の三笘薫が所属するプレミアリーグのブライトンが、“ひそかなスーパープレー”動画を公開した。
その主人公は、三笘の同僚であるブライトンのGKジェイソン・スティール。
更新されたツイッターに「火曜の夜のスティーリーのすばらしいセーブとパフォーマンス」という言葉とともに投稿されたのは、4月4日のプレミアリーグ・ボーンマス戦でのワンシーンだった。
ブライトン陣、ペナルティエリアのすぐ外でボーンマスのMF、ジェフェルソン・レルマがパスを受け、シュートを放つかと思わせて一度左サイドへ。ふたたび戻されたボールをレルマが右足でワントラップして浮かせ、エリア外から左足で強烈な一発を放つ、という美しい流れだった。
この鮮烈なシュートに反応したのが、ブライトンの守護神・スティール。左手を伸ばしてジャンプすると、ボールはゴールから外れていった。
続けて流れたスロー映像で見ると、この32歳のGKの伸ばした指先はたしかにレルマのシュートにわずかに触れ、コースを上にズラされたボールは枠の上へと飛んでいった。カタールワールドカップでの「三笘の1ミリ」をほうふつとさせる、ミリ単位での絶妙なプレーとなった。