「サッカー批評のtoto予想」(第1357回)3月25・26日 難しいカップ戦、ダービーマッチで笑うのはセレッソ大阪か?苦しむ川崎フロンターレには久々勝利の予感の画像
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 今回のtotoではルヴァンカップ・グループステージ第2節の10試合とJ2第6節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 今節の予想は、ふだんとは違う考え方が必要になってくる。J1のチームはリーグ戦ではなくカップ戦を戦うことになるのだから当然だが、ウィークデーではなくふだんのリーグ戦のように週末に行われるのだ。

 リーグ戦の合間に挟まれるカップ戦であれば、ローテーション制が採用される可能性は高くなる。だが、いつもどおりの週1回の開催であり、選手起用を慎重に見極める必要性が生じてくる。

 選手を休ませるべきなのか、試合のサイクルにうまく乗るように起用すべきなのか、それともやはり新たな選手にチャンスを与える場とするのか。チーム状況と監督の考えを見抜く必要がある。

 今回のカップ戦では、大阪ダービーが開催される。ガンバ大阪セレッソ大阪が激突する。

 両チームとも、ここまでのリーグ戦5試合では少しずつ選手を変えてきた。そして同じようにC大阪は1勝2分2敗の13位、G大阪は0勝3分2敗の16位と、調子に乗り切れていない。

 また、ルヴァンカップ初戦では、ともに直近のリーグ戦から大幅に選手を入れ替えていた。双方とも勝利したが、その後の流れには違いがあった。G大阪はリーグ戦で未勝利が続いているが、C大阪は1勝1分と勝点を積み上げている。

 C大阪は、ルヴァンカップで先発起用した香川真司が、続くJ1第4節で得点と、カップ戦をうまく使った。小菊昭雄監督は高校時代の香川を発掘した当人であり、昨年から率いるチームのこともよく把握している。今回のルヴァンカップでも、今後につなげるうまい選手起用をするとみる。

 翻ってG大阪のダニエル・ポヤトス監督は新任である。半田陸日本代表招集もあり、メンバー変更は避けられず、起用には悩まされることだろう。

 チーム事情と置かれた状況から、ここはC大阪勝利の予想が妥当だろう。

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