■三笘薫はついに先発か
サイドは左が三笘薫、右が伊東純也か。近年、森保ジャパンの右サイドで不動の地位を築いている伊東は、カタール大会でもずっと使われ続けた。始動時点でその信頼感を覆すほどの選手が出てきていない。
左の三笘はカタール4試合ではすべて途中出場だったが、プレミアリーグでの現在の活躍ぶりを見れば先発で使わない手はない。また、久保建英の出場が難しいことも、三笘の先発を後押しする。
1トップは上田綺世か。前田大然が別メニュー調整の中で、カタール大会でドイツから点を取った浅野拓磨と、コスタリカ戦に出場した上田の2人に可能性がある。上田の魅力の一つが前線で収めることができることで、今後、日本代表がボール保持を志向するとなれば、上田をまずは試しそうだ。
この4-2-3-1の場合、カタール大会に招集されなかったメンバーが並ぶのは最終ラインということになりそうだ。
第2次森保ジャパンが2026年に向けて目指すサッカーのどのような片りんを見せるのか。南米の強豪国は、それを試すには絶好の相手となる。