現地時間の3月19日にリーグ・アンが行われ、サッカー元日本代表・南野拓実が所属するASモナコが敵地でアジャクシオと対戦した。
ベンチスタートした南野の出番は後半32分に訪れた。モナコは前半27分に先制点を奪い、さらに後半立ち上がりにアジャクシオに退場者が出たことで、勝利をさらに確かなものとするために追加点が欲しい状況での投入だった。
その7分後にモナコは2得点目を奪ったのだが、その後、南野自身も得点への強い意識を見せる場面があった。それは、後半41分だ。
モナコは低い位置からロングボールを相手陣内に放り込む。これに対応したのは相手GKで、ペナルティエリアより外に出てこれを前に蹴るのだが、そのボールが南野の元に。元日本代表はこれを落ち着いてトラップすると、素早く右足でシュート。
敵陣の中央付近から蹴ったボールは無人のゴールへと放物線の軌道を描いたが、必死に戻ってジャンプした相手GKがなんとか右手で触れてコースを変え、3点目を守ったのだ。一方の南野にとっては、神セーブを前に悔しい場面となった。