「パスセンス神すぎる笑」新潟・伊藤涼太郎が魅せた、川崎守備を1発で切り裂く「絶品スルーパス」が大絶賛! 状況をひっくり返した衝撃ワンプレーの画像
川崎フロンターレ戦でプレーしたアルビレックス新潟の伊藤涼太郎 撮影:中地拓也

 3月11日、J1第4節が行われ、アルビレックス新潟川崎フロンターレをホームに迎えて対戦。1-0で勝利した。

 決勝ゴールを挙げたのは新潟の伊藤涼太郎だ。今季、6年ぶりにJ1に復帰した新潟は、ここまで無敗。そのチームをけん引するのがこの背番号13で、これまで1試合ごとに幾度もテクニカルで魅せるプレーを披露してきた。そして今節、豪快なミドルを決めてみせたのだ。

 伊藤はこの得点以外にも好プレーを連発しており、その一つが、前半17分に見せたスルーパスだ。この場面まで、川崎が新潟の左サイドでパスを回して攻め込んでいた。

 しかし、川崎のパスを新潟がはね返すとボールが伊藤涼太郎に渡る。この背番号13に対し、川崎は2人がかりで進路を防ぐが、切り返してボールを持ち変えると、右足で前線にパスを送る。そこにあったのは広大なスペースで、そこに走ったのは太田修介だった。

 パスを受け取った太田は、スピードを生かして力強く前進。最後は川崎GKチョン・ソンリョンと1対1に。その上を狙ってループシュートを放ったが、ここは相手守護神に止められてしまった。得点にはならなかったものの、攻め込まれた状況から一つのプレーでチャンスとスタジアムの歓声を作り出す絶品プレーだった。

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