川崎フロンターレが、J１昇格組のアルビレックス新潟に完封負け。６年ぶりとなるホームでのＪ１戦勝利を送ってしまった。
２度のアクシデントが重なったこともあり、チームは難しい展開となった。システムや選手の配置を変えながらも打開を試みたが、試合前から戦線離脱している選手が多いということもあって結果には結びつかなかった。
鬼木達監督は試合後の会見で、「非常に悔しい結果になった。結果もそうですし、内容もそうですし、自分たちのアグレッシブさを見せられずに終わった」と悔やんだ。具体的には、「球際でこぼす回数が多かった」とし、「全員が必死で追いかけて、最後に球際をやっと作ったところでこぼす。やっぱりそれはチームとしてそれはダメージになるし、疲れにつながる。その球際の部分は大きかったと思います」と、球際で戦う部分を挙げた。
実際、試合後のロッカールームで選手に話し、求めたのもその部分だったようだ。
「どれだけの人間が今日、走ったのか、走り切ったのか、戦ったのか、前へのエネルギーを持ってできたのか。スポーツなんてそんなものだぞ」
こう喝を入れられたと、選手が振り返った。
