思わぬ事態に、マリノスファンは肝を冷やしたかもしれない。
3月3日にニッパツ三ツ沢競技場で行われたJ1第3節、横浜・F・マリノスとサンフレッチェ広島の一戦。
川崎、浦和を下しす開幕2連勝で迎えた前年王者の横浜FMと1分1敗の広島の対決だったが、広島が東俊希のゴールで先制。
19分に横浜がアンデルソン・ロペスが胸で押し込み同点に追いつき、勝ち点3を争う展開に……と思われたが、75分に予想外の事態が。
横浜FMの右サイドバックの永戸勝也が、広島FMの中野就斗とヘディングで競り合い、永戸が勝ったかに見えたが、ピッチには中野が顔を押さえて倒れこむ。
VAR判定の結果、このプレーで永戸が腕を中野の顔に振り下ろしたということで、一発レッドカードで退場となった。
10人対11人のゲームとなり、広島が猛攻を仕掛けるが、横浜FMがしのいで、1−1のドロー決着となった。