現地時間の3月4日、サッカー日本代表・上田綺世が所属するベルギー1部のサークル・ブルージュがRFCセランをホームに迎えて対戦。上田が2ゴールを決めた。
サークル・ブルージュは前半3分に失点するも、同31分に直接FKから同点に。そして、そのわずか1分後に逆転ゴールを決める。スコアを動かしたのは上田だ。
中盤で両チームのボールの奪い合いが続く中、それでも最前線でボールを待ち続けた日本代表FWにふいに浮き球が送られる。相手DFの間でボールを受けると慌てることなく左足でトラップ。吸い付くようにコントロールされたボールを、今度は右足で相手GKの右をついて流し込んだのだ。
1点リードで折り返したサークル・ブルージュは後半10分に追加点を上田が奪う。味方選手がボールを持つと、両手を広げて最前線でボールを要求。そしてスルーパスが出るや、右足アウトサイドで見事にトラップして右斜め前へと走り、最後は右足でゴールネットを揺らしたのだ。
結局、上田の2ゴールによってサークル・ブルージュが3-1で勝利。上田は今季のリーグ戦通算ゴール数を「13」とした。