3月4日、川崎フロンターレは等々力競技場に湘南ベルマーレを迎えて対戦した。この試合で先発した大島僚太が衝撃のプレーを見せた。
それは、前半39分のことだ。スコアレスで迎えたこの時間、どちらも点数が欲しい中で川崎は最終ラインからビルドアップ。DFジェジエウからDF山根視来にボールが出ると、この右SBは相手陣内中央にいた大島にミドルパスを出す。
川崎の10番はこれを胸トラップすると、右前にいた宮代大聖に浮き球パス。そして宮代も胸トラップすると、前に走り込んだ大島に戻すのだが、大島はこのボールに向かって走る歩幅を一切変えずに、しかも、ノールックで左に流す。
そこにいたのがマルシーニョだった。ペナルティエリアに見事に侵入した左ウイングはこれを中に送るも、クロウはうまく合わず。結果的に点数には結びつかなかったものの、大島の技術とセンスがいかんなく発揮された場面だった。
なぜ見えているのか不思議に思うしかないパスの映像をJリーグが公式ツイッターに投稿すると、再生回数が4万回を超えるとともに多くのメッセージが寄せられた。
「絶対後ろにも目がついてる」
「「キング」の異名はJ公式になったのか」
「これぞ川崎の10番ってプレイでしたね」
「これやばかった!いつ見たのって感じ笑」
「いやこれはがち上手かった」