J1のサガン鳥栖でプレーする樺山諒乃介が“メッシ級”のゴールを披露した。その衝撃的なすさまじさに、日本中が驚愕している。
鳥栖は25日、J1第2節を戦うため、ガンバ大阪のホームに乗り込んだ。開幕戦では湘南ベルマーレに1-6と大敗しており、自信を取り戻すためにも勝利が欲しい一戦だった。
だが、アウェイの鳥栖に逆風が吹く。0-0で前半を終え、仕切り直しを喫して臨んだ後半開始6分後、痛い先制点を献上してしまったのだ。
ここで期待をかけられたのが、今季加入した樺山だ。前節に続き、ベンチから勢いよく飛び出していった。
すると、このアタッカーがいきなり大仕事を果たす。出場から4分後の後半19分、とてつもないプレーを披露したのだ。
左サイドでプレーが展開されている間、樺山は逆サイドでボックス内へと忍び込む。クロスボールを受けた背番号41は、マーカーを前にして一度は足を止めるが、そこから急加速。しかし、それもフェイントで、急減速の切り返しでDFに尻もちをつかせると、その勢いで次のDFの股下を抜く。3人目の守備者が寄せてきたときには、すでに自分の形に入っていた。右サイドの角度のないところからの一撃はGKの肩口を抜き、豪快にゴールネットを揺らした。