現地時間の２月１３日、ラ・リーガ第２１節が行われ、サッカー日本代表・久保建英が所属するレアル・ソシエダはアウェイでエスパニョールと対戦した。
この試合で久保は４－３－３の右ウイングで出場。この背番号１４が最も得意とするポジションで見事に輝いた。最も話題になっているのは先制ゴールの瞬間で、前半２３分の場面だ。
左サイドから送られたクロスはゴール前でFWスルロートが合わせ損ねたものの、ボールはペナルティエリア右端にこぼれる。それを拾ったのが久保だ。この浮き球をワントラップすると、左足一閃。強烈なボレーシュートが決まったのだ。
さらに後半に追加点を挙げてソシエダが２点リードで迎えた後半１８分、久保がオウンゴールを誘発する。右サイドの高い位置でボールを持った日本代表は、相手DFと対峙しながらマイナス方向にボールを置くと、左足でクロス。ゴールに向かって巻くようなボールはゴール前で構えていた相手DFの頭に当たってそのままゴールネットに吸い込まれたのだ。
相手DFに当たったとはいえ、このクロスに対して味方選手２人が反応してゴール前に走り込んでいた。また、久保が蹴ったボールの軌道そのものが枠を捉えていたことから、「味方が触れば１点、触らなくてもキーパーは反応できない、相手守備が触ればオウンゴール 最もいやらしいコースに蹴った」「オウンゴールの先にはオヤルサバルが走り込んでた」などの声がSNS上で上がった。
