J3のいわてグルージャ盛岡で、クラブマスコットのキヅールのキャラがどんどんと立ち始めている。13日に投稿された写真でも、早くも他クラブのサポーターも含めて人々を取り込み始めているようだ。
Jクラブのマスコットたちにとって、ひとつの区切りがついた。11日に、リーグによるマスコット総選挙の結果が発表されたのだ。総選挙はこれが最後の開催となり、これからはそれぞれの活動で独自の道を歩んでいくことになる。
岩手のマスコット、キヅールも独り立ちしようとしている。まだ自分自身のSNSアカウントはないが、クラブは13日にもマスコット総選挙でのキヅールの様子をツイッターで複数投稿していた。
昼過ぎの投稿では、他クラブのマスコットとキヅールが、仲良く写真に収まっている。また、「国立参上なり」とキヅールの一言が添えられていた。
続いて投稿された写真にも、キヅールのコメントがある。「痛かったろうに」。この一枚は、友好とはほど遠い。同じJ3を戦うYS横浜のハマピィののどに、折り鶴であるキヅールのとがった羽の先端が突き刺さっているのだ。プロレスで言うところの、地獄突きのような一撃だった。
ハマピィが笑顔のままで、掲げた右手がスタンドにいるファンへ振ったようにも、地獄突きにあえいでいるようにも見えるところが、シュールさを増している。