J2のV・ファーレン長崎が、2023年シーズンに向けて新しいポスターを公開した。これまでにないデザインに、ファンからは称賛の声が上がっている。
長崎は昨季、J2で22チーム中11位に終わった。2年連続のシーズン途中の監督交代も経験した。
Jリーグに参画してから10年を超えた。新スタジアムの建設も進んでいる。2023年の目標はただひとつ、2018年以来のJ1復帰に他ならない。
このオフには、ヴァウド、フアンマ・デルガドらJ1経験のある外国籍選手や、期限付き移籍ながら若き実力者の宮城天を獲得。チームは現在、沖縄でのキャンプでトレーニングに励んでいる。
ピッチ外でも力が入る。クラブはツイッター公式アカウントで、新たなポスターを紹介。「今年こそはJ1昇格という覚悟を表現した今シーズンのスローガンを全面に、選手たちが躍動する姿を配することで覚悟を持って今シーズン戦うという熱い想いを表現しています」。デザインから、その言葉どおりの気持ちが伝わってくる。
白地のポスターに、「行くぞ、J1! すべてをJ1レベルへ!」の文字。ただし、単に文字を記してあるだけではなく、そのすべての文字が選手たちで構成されているのだ。しかも読点(、)さえもおろそかにせず、選手を配置。最後のエクスクラメーションマーク(!)は、クラブのマスコットのヴィヴィくんが担っている。